【ラファイエット（米インディアナ州）＝小山守生】トヨタ自動車は２０日、資本提携先の富士重工業の米インディアナ工場で、主力車「カムリ」の委託生産を始めた。
年間１０万台を生産する。これにより、トヨタの北米での現地生産台数は年間１８７万台となった。
トヨタが北米で車両生産を外部委託するのは、米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）との合弁会社ＮＵＭＭＩ（カリフォルニア州）に次いで２例目だ。トヨタは米国での好調な販売を受けて、日本から対米輸出が大幅に伸びている。富士重に委託する形で現地生産を増やし、貿易摩擦の回避につなげたい考えだ。
インディアナ工場での記念式典に出席したトヨタの渡辺捷昭社長は、北米での現地生産について「市場の動向などを見極めながら対応していきたい」と述べ、需要が増えればさらに生産を拡大する考えを示した。（読売）
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ワンス アポンナ タイム、大都会のとある自治体の福祉施設の喫茶店で働く、店長から名刺をいただいた。彼女は車椅子通勤であるが、その乗用車が「カムリ」であり、彼女用に改造されてあった。
彼女が自力で運転するのだろうに驚いたが、自分もその車がデザインも性能装備も気に入っていたので、長く記憶にある。
その車から現在のそれが何代目か知らんが、ロングセラーで主力車であることに、運転技量の及ばぬ自分も、たとえペーパードライバーに終わろうと、目の確かさはメーカーと同じだったと、感慨が残る。
こっちは「カムイ外伝」だけれど。
