かいふう

近未来への展望や、如何に。

制限速度大幅超過、反対車線にはみ出しで。

23日午後9時10分ごろ、横浜市旭区大池町の市道で、同市保土ヶ谷区上菅田町、会社員黒川智司さん(29)の乗用車に、前から来た乗用車が正面衝突し、黒川さんが全身を強く打ち約6時間後に死亡、2人が軽傷を負った。

神奈川県警旭署は24日、乗用車を運転していた横浜市保土ヶ谷区上星川、私立大4年平林裕一容疑者(21)を危険運転致死傷の疑いで逮捕した。

調べによると、平林容疑者は、制限速度(30キロ)を大幅に超過して乗用車を運転、反対車線にはみ出して黒川さんの乗用車と衝突、2人を死傷させた疑い。

現場は片側1車線のゆるいカーブ。平林容疑者は、友人とドライブして帰宅する途中で、「100キロぐらい出していた」などと供述している。(読売)
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たとえ30キロを、「100キロぐらい出していた」としても、もうひとつの大きな過失である反対車線にはみ出し、それさえ仕出かさなかったら、被害者死亡はなかった。
この罪状が適応されるのは、この国内であるからして、しかも最近数ある遺族たちの働き掛けにより、刑法で2001年に新設され、更に2005年法改正されたものであるから、このネットの時代、このブログでも取り上げた。
しかし、若い人がより機能満載の自動車を、それ故いとも簡単に速度を操り、他人の身命を滅ぼす結果を招くとするなら、後生大事という警句でも車内に貼り付け、安全運転を心掛けてくれたまえ。
自分と同年代の若者を死に至らしめる事の、背負う十字架は、同じ死を平穏無事に終えるその時まで、付いて回る。
その苦痛と悔恨は、自分には想像出来ないし、しない。
たとえ故意ではないにしろ、他人の生命をそこで遮断した、その事は変えようがない重大な傷跡である。
若い人が、その様な傷跡を背中に付けているのを、ひとりでも見たくはないのである。沈思黙考することはあっても、未来に向かって快活であって欲しい。悲惨な事故で、その快活を木っ端微塵にしないでくれたまえ。