かいふう

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堆肥製造所のメタンガスで、酪農業父子が酸欠死。

25日午後4時55分ごろ、茨城県かすみがうら市宍倉、酪農業男性(52)の農場内にある堆肥(たいひ)製造所で、男性と、男性の長男(24)が倒れているのを男性の妻(49)が見つけ、119番通報した。

市消防本部の救助隊員が2人を引き上げたが、既に死亡していた。死因は酸欠死とみられる。

土浦署の調べによると、2人は同日午前11時ごろから牛舎内の箱状の堆肥製造所(縦約8メートル、横約4メートル、深さ約2・7メートル)に、牛のふん尿を入れて堆肥を作る作業をしていた。妻が午後4時50分ごろ、2人が戻らないため様子を見に行ったところ、倒れている2人を発見した。

ふん尿は約55センチの高さまで入っていた。堆肥製造所の中からは高濃度のメタンガスが検出されており、同署は2人が酸欠状態になったとみている。

子牛が堆肥製造所の中で1頭死亡しており、はしごも立てかけてあったため、同署は、落ちた子牛を2人が助けようと入ったとみている。(読売)
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ここは、先日の都心温泉爆発事故と拡がる関東ガス田からは外れて、それでもメタンガスからの事故である。
一頭の子牛から酪農業がはじまる、なら、この痛ましい事故は、載せずにはいられなかった。