かいふう

近未来への展望や、如何に。

大手銀行6グループの9月中間連結決算、「サブプライムローン」もあるでよ。

大手銀行6グループの2007年9月中間連結決算が21日出そろった。税引き後利益は全社が減益となり、6グループ合計では9400億円で、過去最高だった前年同期(1兆7300億円)と比べほぼ半減した。

低所得者向け住宅融資「サブプライムローン」関連損失は6グループ合計で1100億円に達し、下半期を含めた08年3月期は最大3000億円と約3倍に膨らむ見通しだ。

サブプライム関連の損失は、みずほフィナンシャルグループが700億円、三井住友フィナンシャルグループが320億円などとなっている。

関連する金融商品の価格下落などで、損失は年度末に向け拡大する見込みで、08年3月期ではみずほが1700億円、三井住友が870億円と見込んでいる。

また、系列ノンバンクの業績悪化も響き、三菱UFJフィナンシャル・グループは傘下の三菱UFJニコスの業績悪化で600億円の損失を計上した。三井住友もオーエムシーカードの株価下落で計440億円の減損処理を強いられた。

08年3月期の税引き後利益の見通しは合計で2兆2200億円で、07年3月期の2兆8200億円を大幅に下回る。みずほと三井住友が増益、三菱UFJりそなホールディングス住友信託銀行中央三井トラスト・ホールディングスが減益を見込んでいる。

前年は、融資先の業績回復で積み立てておく必要がなくなった貸し倒れ引当金が返ってくる「戻り益」が利益を押し上げた。今年はこの特殊要因がなくなった。(読売)
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