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改正身体障害者補助犬法、参院本会議で可決。

補助犬盲導犬介助犬聴導犬)を連れた障害者の受け入れを企業に義務づけることなどを盛り込んだ改正身体障害者補助犬法が28日午前の参院本会議で、全会一致で可決され、成立した。

来年4月に施行され、同10月から企業の受け入れが義務化される。

対象となるのは、障害者の雇用が義務化されている常勤労働者56人以上の企業。また、都道府県に障害者や企業などからの苦情や相談を受け付ける窓口を設け、助言や指導を行うことも盛り込んだ。

同法は2002年に施行。認定を受けた補助犬を連れた障害者の受け入れを交通機関や公共施設、不特定多数が利用するデパートやホテルなどに義務付けた。しかし、企業は努力義務とされたことから、補助犬同伴を理由に就職を断られる例が報告されており、義務化を求める声が補助犬の使用者から相次いでいた。(読売)