かいふう

近未来への展望や、如何に。

バレンタインディに『厚かましいお門違い広告を、冷凍秋刀魚で斬る』なんて。

kaihuuinternet2008-02-14

ブログも3年も記していると、ポリシィとか、系列とか、お門とか、座ってくるものだろう。
それは、偏狭かも、頑固かも、そして信念とかと、別名されるものかも知れない。
だから、このブログ『上段枠に、冗談じゃないよ』
金の力で顔出しコマーシャルかよ。ビジネスですから、は承知してます。
ソフトクリームは知ってるが、ソフトナントカは知らない。

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あぁ未だ、あの亡国ホラーCMで、最近は校内編、教壇から、生徒に無料宣伝してる、反コトダマ犬のことか。
なんか、先日、某紙面にその犬の出身地が津軽海峡を隔てた北の国だそうで、
その国の犬をあえて選んで出させているのかを勘ぐったが、その北の国は、カトリック修道院も在るし、ハリストス教会も歴史あるし、
「ボーイズ ビー アンビシャス」のクラーク博士は、新大陸からの渡日だった。
とすれば、南の、海峡隔てた半島の、正体不明というべきか、{トマスの福音書}再読で予防接種というべきか、その対象の、もはや局地限定扱いすべきか、その協会の、支配及ばぬ諦念を、その北の国の犬を、反コトダマ犬に仕立て上げ、テレビコマーシャルというメディアで、この国民を洗脳してる訳だ。
その出演犬に、たとえば本居宣長賀茂真淵国学の日本語が、わかろうはずもなかろうに。
北の国には、三浦綾子記念館も在るし、曽野綾子じゃない、もとへ、その綾子さんの著作には、クリスチャンの殉職を扱った「塩狩峠」もある。

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先日の、11日に、某紙、社説だったろうか、「源氏物語」の現代語訳の方々を列挙されてあったが、同宗で先輩の作家から得度された女流作家の方が、その最後に名を見たが、実に、この功績により、文化勲章の栄誉を授かったと、門外漢は推察する。その作品数、庵を構えての口演活動等も含めてであろうが。
生家も仏具店、ならば、母子の情愛を断ち切ってまでの、己の文学のタレントに賭けた強烈な自信に、驚くことはあっても、異教徒ということで、すでに距離がありますから。

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自分なら、ひとつ挙げるなら、「平家物語」です。
如何に流麗華美、貴族の内幕物であろうと、そんなのに現をぬかしていては、国など守れぬ。
それを宮廷の女官だったのでしょう、冷徹な眼識と構想力でひとりの稀代のタンレトが開花を観ても、女ごころの機微と接待の勉強にはなるにしても、そんなんに陶酔しては、ヤバイ。
歴史物語の方を選んでください、ひとつなら。
平家物語」の、要点は、ならば何故清盛は源氏の頼朝を助けたか、でしょう。身内からの、仏の慈悲による、その行為が、後年驕れる平家のみの条件で滅びに至るのでは無く、そのことを読者が痛切に感じ取る故でしょう。
壇ノ浦だって、潮の満ち引きだけでなく、軍略の天才といえども義経さんの、敵の漕ぎ手を倒すというルール違反があったから、敗れた平家に感情移入してしまうのであって。その真実は、もはや定説でしょうに。
もっとも、敵の大将の首を取るという戦に、生きるか死ぬるかに、ルールも何も無いけれど。
歴史にもしは無いけれど。
自分も、かって建礼門院の墓参をした者ですから。

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本日、いたるところ、贈り物をすることで、生活が潤い、人びとが活気を持つなら、なんら反対するものでない。
事実、自分もいただきました。はい、はい、アーモンド入り2箱ぺろり食べました。
それが、はるか遠い昔の殉教者に由来する日であっても、商魂逞しいは、たかがチョコを、されどに形を換えて、普及流通させている。そしてその栄養価と効能は、万人に支持され知れ渡っている。
のばしたヒゲに、ノストラダムスの列島分家気取りしても、その原料の生産に、児童らが過酷な労働を強いられ、教育の機会を逸しているのも、知らない訳でない。