かいふう

近未来への展望や、如何に。

それでもエピ。日越国交樹立35周年、「エンゼルス・ラダー」♪

kaihuuinternet2008-03-05

ベトナム戦争で使用された枯れ葉剤の影響を受けたとされる結合双生児の弟グエン・ドクさん(27)が、同世代の日本人デュオと一緒に歌った曲のCDが完成し、10日から全国で販売される。売上金は経費を除き、ベトナム福祉施設に寄付するという。

ボーカル参加を持ちかけたのは、宮城県気仙沼市出身の境恒春さん(28)と、川崎市出身の和田尚悟さん(26)が組むデュオ「シクロ」。

ベトナムには、いまだに枯れ葉剤の影響に苦しむ新生児がおり、2人は日本での演奏活動の傍ら、現地の福祉施設を慰問するなど被害者の支援を続けてきた。そんな2人からCD制作の構想を知らされたドクさんは参加を快諾、昨年7月からホーチミン市でレコーディングを開始した。

ドクさんは、境さんらが作詞・作曲したCDタイトルと同名の「エンゼルス・ラダー」(天使のはしご)の日本語、ベトナム語両パートを担当。立って歌うのは2時間が限界だが、「今まで支援してもらった日本の皆さんに聴いてもらう曲だから」と、何度も自ら取り直しを申し出たほか、録音には1日がかりで臨んだ。当時、死期が迫っていた兄ベトさん(昨年10月死亡)を「天使」に重ねて熱唱したという。

今年は日越国交樹立35周年で、現地の著名歌手10人も収録に参加。CDは8曲入り2000円で、国内の大手CD店で購入できる。

「日本とベトナム、世界の平和を願って作りました」と話すドクさんの日本語のメッセージも吹き込まれている。問い合わせは、販売元「BMI MUSIC」(電話03・3200・7710)へ。(2008年3月5日読売)
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何を隠そう、自分が敢えて、アジアで最も関心があるのが、ベトナムであり、その復興である。
それは、かっての戦争で、この国に落とされた爆弾の総量が気になったからだ。気を失わなかったのは、単に、その国の民でなかったという出自からである。

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今でも、被爆都市のひとつ、その展示館の上の階にあるであろう、ひとり用の肘付きソファの腰のクッションは、展示を見た者が、ドームを真正面に見て、原子爆弾が炸裂する瞬間の重力Gを、両肩に受け止めた、その事の重大さに耐えかねるを認める、その感触であろう。
それでも、ぼくは壊れなかった。
如何に自分の罪の重さに打ちひしがれ様と、
また更に生きることを。
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某紙、ある欄で、「ヒバクシャの思い 届けたい」という、米国出身の方が、昨年4月、外国人初の広島平和文化センター理事長に就任した、という記事を読んだ。
英語で被爆体験を語れる人材育成の平和団体を設立した、とある。
もう60数年経た。時代は変わった。