かいふう

近未来への展望や、如何に。

共産党独裁国家が、「人民元建て」「オイル元」を放つ。1-2

kaihuuinternet2018-04-14

現在、事実上、「オイル元計画」に参加し、人民元決済に同意している主要な産油国はロシア、ベネズエラ、イランなどで、これらはみな米国と緊張関係にある国だ。「オイル元」が実現できるかどうかのより重要な一環は、やはり「オイルダラー」の創始者の一つであるサウジアラビアによるものだ。米国の新エネルギー革命、シェールオイルの大暴騰に加えて、中東からの米国の石油輸入が大幅に減り、サウジアラビア経済を直撃。サウジアラビアが中国市場を失うという結果を受け入れることはできないのは明らかだ。そして中国がサウジアラムコの株を購入することは、中国が巨大な原油供給源をコントロールし、サウジアラビアの石油の定価決定権が米ドルだけに依存してきた状態から、米ドルに加えて人民元にも依存するように転換するのに役立つことを意味。米中貿易摩擦が拡大する現在。2018年3月27日の『ウォール・ストリート・ジャーナル』には「英ポンドが国際貿易を主導していた時代の終結が明らかにしているように、市場の発展の潮流は迅速に一種類の通貨を抑えて別の種類の通貨を普及させることに一役買うに違いない。危機の時では尚更である」。(J-CAST)