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百地章氏が「今こそ、憲法改正の国会発議を!」と題して講演.。

群馬「正論」懇話会の第49回講演会が25日、前橋市の前橋商工会議所会館で開かれ、国士舘大学特任教授、日本大学名誉教授の百地章氏が「今こそ、憲法改正の国会発議を!」と題して講演した。
百地氏は、現行憲法について、テロや大規模災害時の秩序維持を目的とする緊急事態条項が規定されていないことを「最大の問題点」と指摘。東日本大震災の際、がれき処理などが進まなかったことを例に挙げ、「国民の生命、財産を守るためには憲法に明確な規定が必要」と訴えた。
また、「憲法9条の2」を新設し、自衛隊保持を明記するとした自民党改憲条文案に関し「違憲論の余地をなくし正当性を高めることで、自衛隊の地位向上につながる」と強調。「私たちの手で本来の日本の姿を取り戻す。その第一歩が憲法改正だ」と語った。(産経)