かいふう

近未来への展望や、如何に。

水道法改正案、衆院通過、成立。

国会議事堂

菅義偉(すがよしひで)官房長官は5日午前の記者会見で、同日の参院本会議で可決した水道法改正案について「水道が直面する施設の老朽化や人口減少に伴う料金収入の減少などの深刻な課題に対応し、安全な水の安定供給を維持していくために基盤強化を図る」と意義を強調した。
改正案は、自治体の水道事業の基盤を強化し、事業の運営権を民間企業に委託する「コンセッション方式」を導入しやすくすることを盛り込んだ。
菅氏は人口が少ない過疎地に民間委託への懸念が広がってることについて「採算性が悪い地域でも、複数の地域を対象にスケールメリットを生かすことを含め(各自治体に)メリットがある場合には導入したらいい。一つの選択肢だ」と語った。(産経)

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「日本人は、水と安全はタダだと思ってる。」は、何時から巷に流布しただろうか。その意味がピンとくるようになったは、[旧約]を拾い読みするようになって。同時に、TVニュース等で、中東での戦火が盛んに放映された頃か。砂漠に戦車が群れをなして疾駆。オアシスが点在。その光景が、視覚に頻繁に記憶され。
今では、国内外のペットボトルで水分補給が当然。ミネラルウォーターの産地さえ、読む。ある意味、信じられない。買ってるのだ。くたばるまで。もはや、パスポートもビザも手にしない諦念故か。
和紙も、そのひとつ。豊かで清流が湧き出てないと。製紙会社もその地に在る。自然の恵みなのだ。
だから、中川昭一が「日本が危ない」と言ったは。北海道の大自然の美味しい水、も含めては勿論。その水で造る、ワインや日本酒。それを後援会などから差し入れたら。拒めない、飲んでしまう。そういう風景としてのメルヘンやロマンティシズム。政治のリアリズムに乖離があったとしても。惜しむ。