かいふう

近未来への展望や、如何に。

枝分かれとしての、キリスト教会教会史。コンスタンチノープル、その響きよ。

イエス

【モスクワ共同】キリスト教東方正教会の最高権威とされるコンスタンチノープル総主教庁(トルコ・イスタンブール)の総主教バルソロメオス1世は5日、ロシア正教会の管轄下にあったウクライナ正教会を独立させることを最終的に決定、文書に署名した。タス通信などが伝えた。
これで昨春から続いていたウクライナ正教会のロシアからの「分離独立」問題は決着。14年のロシアによるウクライナ南部クリミア半島編入以降、悪化した両国の関係は教会の分断にまで至った。ウクライナ国内では、ロシア正教会の教会や修道院などをウクライナ正教会が接収する動きが出ており、信徒らの対立が懸念される。(共同)

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もはや古典となって久しい、トルストイ戦争と平和」は、ロシアの【国難】を描写した。冬将軍は、誰の名でもなく。極寒のシベリアまで続く広大なユーラシア大陸。氷点下のツンドラ地帯。吹雪に体温を奪われる、飢餓の迷宮。
その大文豪でさえ、晩年の「復活」は、非難轟々であった。かくも敬虔なクリスチャンでさえ。主のそれを表現するは、許されぬ旧態依然の時代であった。ならばトルストイアンも生まれよう。
主が創造した北の大地。たとえ稀代の軍事的天才であろうとも。侵略し、収穫を踏みにじり。自然の恵みに謝する純朴な農民たち等を蹴散らし。離散と悲惨しか残さぬならば。主は、冬将軍をもって。畏怖を忘れた者どもに鉄槌を下すだろう。
然り。その国を知らぬ侵入者どもは、追い返された。
コンスタンチノープル、その名は聴くに、心地よい。庄野真代が歌「飛んでイスタンブール」(^^♪は傑作だ。