長崎、原爆忌。
この国は、どうなるのだろう。
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78年前の原爆で多くの信徒が亡くなった長崎市のカトリック教会浦上天主堂では9日早朝、原爆犠牲者を追悼するミサが行われました。 参列した信徒らが静かに平和への祈りをささげました。(時事)
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被爆のマリア
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戯曲に、「マリアの首」がある。
想像力が要る。
三日目に、よみがえった。彼は、そう。
しかし、瓦礫と廃墟。教会は、
3日経っても。三週間過ぎても。三ヶ月だろうと。
そして。幾星霜。三年過ぎても。何にも、変わらん。
三十年だよ。
世代交代だろう。
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しかも。その間。教会員ならば。
生まれて、初めてが被爆体験。
明日、目覚めるだろうか。食事にありつけるだろうか。雨露凌げるか。
まとう衣類、親戚が届けてくれるだろうか。
集まったら、壊れた石を、かたづける。燭台を見つけよう。
祭壇は、何時造られよう。
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生き残ったは、誰だろう。
愚痴こぼすは、わたし。非被爆者。