世に同姓同名は数知れぬ。自分も、同じ会社にその例を知る。同じ会社とは、同業種で、しかも数ある会社のひとつ、それに偶然出くわした、という事だ。科学的云々だと、やれ統計学、それ確率などと騒ぐのかな、字画は中国占いの範疇か。
その映画を観た時のその教会の牧師のひとり、その同姓同名の名を、その教会から自分が離れて後何年が経て、偶然見た業界団体組織の会報、その訃報欄のページに見たのである。その姓はこの国では十指に入る多さであろう。しかし、名の方は、めずらしい。まさか、と推測した。牧師を辞めなければ、民間会社に勤めるはずがないではないか。しかし、会報の業界は、生命を保証する業務だから、あり得ない事ではない。彼も北海道出身、だからその映画を教会内で、鑑賞したのだから。
その後、選挙ポスターにシール貼付で、その教会前を行き過ぎ、来る主日礼拝の立て看を見て疑念が生じた。引き継いだとしても、その立て看板には違う牧師名なのである。よく応援で頼む場合もあるが、その扉をたたいて、調べる程もはや親しくもない。
よって未確認のまま、である。こういう事は、あえて確認せぬ方がよいのだ。それを、信ずるしかない。しかし、今日はもはや主日である。どう祈るべきか。これを載せた、非難される事かもしれない。その教会を離れたくせに、と。
