かいふう

近未来への展望や、如何に。

「ABDUCTION」

kaihuuinternet2006-01-20

この綴りは、「拉致」という事件が起きなければ、今回のように映画のタイトルにもならずに済んだ。副題に「The Megumi Yokota Story」とある。この映画は観て、はい終わり、ではならない。続編に空港タラップ降りて来る彼女と他の拉致被害者全員、それが撮られようがなかろうが、帰国して家族と再会、それを喚起する、応援する映画なのである。英語のタイトルは、その語圏に生活する人々に訴える。観た人々の口コミが広げる。その波及が何処まで及ぶか。上映された映画祭、受賞の可否は審査員らに委ねて、いずれ全米のTVで出来るだけ速やかに放映され、視聴する米国市民の良心に、期待を寄せる。製作者も監督もすでに有名な方々、予告編を観たが、数年がかりの本編は80分の長編とのこと、威力十分でしょう。