かいふう

近未来への展望や、如何に。

「BSE」.その1

kaihuuinternet2006-01-25

米国からの輸入牛肉に脊柱(せきちゅう)(背骨)が混入していた問題で、政府は24日、米国産牛肉の輸入を再開した場合でも、日本の調査団が査察を済ませた食肉処理施設からの輸入に限る方針を固めた。

問題の牛肉を出荷した米ニューヨーク市の業者は、日本側の査察が実施されていなかった。同日開かれた自民党の動植物検疫及び消費安全に関する小委員会で「日本が査察した施設のみを認めるべきではないか」との指摘が相次ぎ、農林水産、厚生労働両省は「その方向で取り組みたい」と答えた。

両省は先月13〜24日、米国に調査団を送り、米政府の認定施設40か所のうち11か所の食肉処理施設で輸入条件が守られているか査察した。残り29か所は、違反の発覚で査察がストップしている。(読売新聞)

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農林水産省は23日、北海道内の乳牛(5歳4か月)が、BSE(牛海綿状脳症)に感染していたと発表した。

国内で確認された感染牛は22頭目

同省によると、この牛は雌のホルスタインで、肉骨粉が餌として禁止される前の2000年9月1日に生まれ、北海道別海町で飼育されていた。(読売新聞)
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「BSE」は牛海面状脳症の略称、どちらも憶えにくい。俗称を狂牛病という。初めてニュースで知った時、狂犬病だけで終わらなく、人類は新世紀また厄介な伝染病を抱えた、と身震いした程だ。
初代大統領ワシントンの時代から、就任式に「聖書」に手を置いて宣誓するキリスト教国にして、国土面積が我が国の25倍もある広大な国だから、ちっちゃな事にはこだわらない大雑把な国柄。だとしてもこの件は、やはりそれを見つけた検疫官の日本側を評価しちゃう訳だ。[契約]でも、脳及び脊柱部位が除去の対称だから、食品という毎日の品目なら尚更、安全管理は徹底してほしい。
カナダでも、そしてなにより日本国内でも確認されているのだから、とはいっても、問題はその危険部位を含めて{肉骨粉}にして、それを飼料で喰わせる、その側面からの追求も怠れない訳だ。食品衛生も大変な仕事だ。