かいふう

近未来への展望や、如何に。

「なんでもベスト3」.その5

kaihuuinternet2006-01-28

「夢の途中」♪、これはきょうだいの共作である。姉と弟で、そう読むかは知らぬ。詞が女で曲が男、その珍しさより、題名が、終わらぬ未来へ気持ちを鎮めまたうながす。同じ家庭で育った者同志の微妙な感覚の共有、その辺の創作過程での諸々、それを抜きに考えられない、そう巡らすある羨望、かな。
クリスチャンなら知ってる、ある村への途上、その話に、自分は重ねたいのかも知れない。日常に聴く、さりげない着飾らないメロディライン。
誰しも、時間よ止まれ、とおもう瞬間はあるものだ。自分は意識がしっかりしてる。空は晴れて青空だ。樹木の緑の葉の下歩みを出して、ゆっくり呼吸する。色づいた実を見上げて、それを食べ落とした鳥を想う。このリズムだよね、と言い聞かせる。
夢が描ける、自分は未だ生ける、と意識するのだ。
この曲は、休息をどうぞ、と催眠に誘う、その心地よさ、だとおもう。副交感神経にすーっと切り替えさせられてしまう。安心して委ねちゃうんだね。スゴいテクニックだよね。そしてそれ以上に作った人、の弾き語りだもの。

「without you」♪、英語でひとりその対称を想って告白すると、こう表現するんだ。歌詞の全部が理解できた訳ではないけれど、サビの箇所でそれを曲に載せたのに、驚いた。ロミオが新大陸の西部だったら、これぐらい絶叫しただろう。「うわさの男」♪もこの人の作品とは知らなかった。ニルソン。

「And I love her」♪、ここだけ詞は憶えてるんです。あとは、わかりやすいが鬱っぽいメロディ。ご存知ビートルズナンバー。クイーンズ・イングリッシュの違いはわからないんですけど、自分に言い聞かすようにつづって、終わりにこのフレーズだもんね。揺れ動く気持ちを確認するんですね。