ブッシュ大統領は１９日も、「勝利を導く戦略」をイラクで遂行していると強調したが、近い将来の勝利をもはや信じられなくなったとの悲観論は、党派を問わず広がっている。
米ＣＮＮテレビは１９日、共和党と民主党の政権下でそれぞれ大統領補佐官を務めたキッシンジャー氏とブレジンスキー氏の対論を放映。ブレジンスキー氏は、「米国は敗れつつある」と断じた。
対するキッシンジャー氏は、ブッシュ政権の政策を現時点では支持しつつ、「うまく行かなかったら国際社会の関与を求めなければならない」と言い添え、イラク問題の国際化を通じた「出口戦略」でブレジンスキー氏と一致した。
２３００人を超す米兵の犠牲を出し、２０００億ドルの費用を投じた３年間の戦争はこれからどこへ向かうのか。開戦日の論争は答えを持たない米国の苦悩を映した。（読売新聞）
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掲載写真は、2003年7月3日、カルフォルニア州ロサンゼルスの
死亡家族のための「称賛式典」の光景。
右はイラクで死んだPaul Nakamura陸軍兵の母、中村洋子さん。
左はイラクで死んだKent Rosacker兵の妹のサマンサさん。
( AP Photo / Ric Francis )
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見つけた写真は、ショックです。彼女にどう声を掛けたらよいか、わからないからです。つまり、未熟な英語では失礼だし。２年半もその事を知らなかった訳だし。
洋の東西を問わず、時代を問わず、{独裁者}がそれに値する裁きを受けることを、肯定する。ニュアンスからして、善玉と悪玉のコレステロール、と同じ分類はしない。異教徒だろうと、国際法に則った然るべき国際法廷で、と簡略に答えるしかない。
だから、サダム・フセインは一日もはやく裁かれたほうがいい。よい見せしめになる、という点からも。有害でしかない独裁者が倒れるにしろ倒されるにしろ、その国の民が犠牲が無くなることは明白。
