かいふう

近未来への展望や、如何に。

「国際救援センター」の閉鎖

30余年に及ぶ支援活動から、閉所式を迎えた。この間、11000名を超える避難民を受け入れて来た。おもに、カンボジアベトナムとくれば察しは付く。暴虐と、戦争である。
後者では、それを題材に当事国のキリスト教国側が、その映画は国策プロパガンダでない、劇映画「地獄の黙示録」を製作したが、[ヨハネの黙示録]は、それでは非キリスト教国の住民市民には、彼らに戦争責任が無くても、その生死の保証は問われないのであろうか。
「難民を助ける会」、「日本国際ボランティアセンター」など、民間老舗の活動団体は我が国に数多くある。そのほとんど、設立者の方々の志の高さに敬意を払う。同国民として、自分の不甲斐無さを棚に上げて、誇りにおもう。まさに彼らは国境を越えて、避難民たちとともに同時代を生きて来られた。為し遂げたその実績の歴史は、決して消されることはない。