かいふう

近未来への展望や、如何に。

「日本国憲法.第三章」再掲。

kaihuuinternet2006-04-11

政府は11日、拉致被害者横田めぐみさんの夫が韓国人拉致被害者の金英男(キム・ヨンナム)さんである可能性が高いとしたDNA鑑定の結果を公表し、北朝鮮に真相解明を求めた。

また、韓国政府の要請に応じ、DNA鑑定の試料を提供した。政府は、今後、拉致問題を日韓両国に共通する問題として韓国との連携を強化し、北朝鮮に問題の解決を迫る方針だ。

小泉首相は11日夜、鑑定結果について、「拉致は許すことのできない犯罪だ。こういうことは二度と起こさない、そして拉致問題の究明に誠意を持って(北朝鮮は)対応しないといけない」と首相官邸で記者団に述べた。さらに、「韓国側にも日本以上に拉致被害者がいるわけだから、韓国側とも協力していきたい」と語った。

鑑定結果は、安倍官房長官が11日夕の記者会見で明らかにした。それによると政府は今年2月、神奈川歯科大と大阪医科大にDNA鑑定を依頼した。

両大は、鑑定は約1か月半かかり、鑑定の精度は「神奈川歯科大は99・5%、大阪医科大は97・5%」としている。

 これを受けて、外務省の佐々江賢一郎アジア大洋州局長は同日、来日中の金桂寛(キム・ケグァン)北朝鮮外務次官に鑑定結果を伝え、「このままでは日本国内の対応は厳しくなる」として、北朝鮮の誠意ある対応を強く求めた。

日本政府は、同日、独自にDNA鑑定を行う意向の韓国政府の要請に応じて、ヘギョンさんの血液を提供した。

2004年11月に北朝鮮平壌で開かれた日朝実務協議で、日本政府代表団が面会したキム・チョルジュン氏と英男さんが同一人物かどうかについて、安倍長官は記者会見で「同一人物かどうかは分析しなければいけない」と述べ、断定を避けた。

外務省から鑑定結果の説明を受けた、横田めぐみさんの父、滋さんは報道陣に対し、「韓国は拉致問題に無関心と聞いているが、はっきりしたことが分かったので、問題解決の糸口になれば」と述べた。

金英男さんは1978年8月5日、韓国南西部の仙遊島で友人らと海水浴中に拉致された。当時は16歳で高校1年生だった。(読売新聞)
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日本国憲法第三章の条文、計31条で抵触するのを拾い出してみても、18条もある。とりわけ、

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〔個人の尊重と公共の福祉〕 第13条すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
〔家族関係における個人の尊厳と両性の平等〕 第24条婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。
2 配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

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そんなの百も承知だよ、というなら、生涯の伴侶との出会いと選択において、いかにその機会の自由が奪われ、その各々の本人の意思が極めて限定されたかについて想いを致すだろう。他人の幸福に、誰が干渉指示を出すのだ。その行動範囲を決め付け縛るのだ。
糾弾すべき対象者は誰で、それに国の内外は問わないことにしよう。ある者が怠慢、またある者は悪の権化だとしても。
聞く耳を捨てずにいよう。見る眼を伏せずにいよう。