かいふう

近未来への展望や、如何に。

「防衛省」へ.その1

kaihuuinternet2006-06-09

政府は9日午前の閣議で、防衛庁の省昇格関連法案を決定した。防衛庁を「防衛省」とすることや、自衛隊の国際平和協力活動を本来任務化することが柱だ。

同日午後にも、国会に提出する。通常国会は、会期末が18日に迫っているため、政府・与党は継続審議とし、秋の臨時国会での成立を目指す。

防衛庁設置法を「防衛省設置法」に改正して、防衛庁防衛省にする。防衛長官は防衛相となる。防衛省の任務や所掌事務、組織などは、現行の防衛庁設置法の規定を基本にする。防衛庁内閣府から独立し、各省並びの防衛省と位置づけられる。

自衛隊法3条で定めている自衛隊の本来任務には、国際平和協力活動と周辺事態への対応を新たに加える。その前提として、日本防衛に「支障を生じない限度」と、「武力による威嚇、武力の行使に当たらない範囲」を盛り込んだ。

シビリアン・コントロールをより明確化するため、安全保障会議設置法を改正し、安保会議に対する首相の諮問事項に、自衛隊の国際平和協力活動と周辺事態への対処を明示した。自衛隊の最高指揮監督権や防衛出動を命じる権限は、首相に残した。

談合事件が起きた防衛施設庁を2007年度に廃止し、防衛省に統合する。

自民党には、省名を「国防省」と主張する声もあったが、当初、公明党が「防衛国際平和省」「防衛国際貢献省」などとするよう求めていたことを踏まえ、「防衛省」とすることに落ち着いた。(2006年6月9日 読売新聞)
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{官製談合}は、国民に知れ渡ってしまったし、統合はよい方向に間違いないでしょう。
東京都所在地は、かっての三島氏の最期の地。省への格上げは、その時点よりでもすでに35年以上経過の事。昨今の北東アジアの緊張情勢、未解決事件など勘案するに、究めて適切な対応と判断されます。

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あとは、[憲法改正]なんですよね。そうでしょう。