かいふう

近未来への展望や、如何に。

「骨髄バンク」の普及。

白血病などの難病患者へ骨髄を提供する意思を表明した「ドナー登録者」が6月末、25万人を超えたことが分かった。

日本骨髄バンクを運営する骨髄移植推進財団(正岡徹理事長)は、「待機患者の全員が適合するドナーを見つけるためには30万人の登録者が必要」とし、新たな登録を呼びかけている。

移植を望んで骨髄バンクに登録する患者は現在、全国に約1590人。骨髄移植は、患者とドナーの白血球の型(HLA)が一致することが前提だが、非血縁者間で一致する確率は数百から数万分の1しかない。HLAが一致した場合でも、ドナー側の事情で移植に至らないケースもあるため、昨年登録した患者2253人のうち移植を受けられたのは半数程度で、残りは今年になっても待機したままだという。(2006年7月8日読売新聞)
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普及、といっても、登録者が増加しなければ。しかし、自分はこの年齢で、それをする勇気はない。献血も大変な奉仕活動だが、この登録は、更におそらく何倍もの、決断が要るだろう。健康に自信があって若過ぎなく、声が掛かっても揺ぎ無い初心を、登録する直前に想像出来る、そこまで心構えを決めた人で無いと、傍からの自分でしかないから、わからないのだ。
知人にこの病になった方が居た。それで身近に感ずるようになった訳だが、その怖さと、かつ医学に対する己の無知をわずかに知り得たが故のその恐さ、もある。
でも、患者さんに、勇気あるドナー登録者が現れてもらいたい。