かいふう

近未来への展望や、如何に。

、被告側が控訴。

横浜市都筑区サレジオ学院の男子高校生9人が死傷した事故で、同区東山田町、無職小泉祐一被告(24)に13日、危険運転致死傷罪で懲役16年の判決を言い渡した横浜地裁の栗田健一裁判長は、「危険運転行為について故意だったことは明らか」と断じた。

一方で、検察が求刑した法定上限の懲役20年より減軽した理由については「ほかとの均衡を検討すると、躊躇(ちゅうちょ)せざるを得ない」とした。小泉被告は同日、判決を不服として控訴した。

栗田裁判長は、判決理由で「生命に対する配慮を欠き、極めて無謀で悪質」と述べた。争点だった速度については、「100キロから120キロとする検察側の鑑定に信用性があり、(レーシングカーのように高速でカーブを曲がる)『アウト・イン・アウト』と呼ばれる危険な走行をしていた」と認定。小泉被告の弁解には「合理的な説明のないまま変遷を繰り返している」とした。

判決後、会見した被害者の家族は「悪質性は認めてもらえたが、求刑通りの判決を下してもらえなかったのは残念。(減軽された)4年分とは何なのか、具体的に説明してほしかった」と話した。

判決によると、小泉被告は昨年10月17日昼前、制限速度40キロの市道でカーブを曲がりきれず、高校生を次々にはね、2人が死亡し、7人に重軽傷を負わせた。(2006年7月14日読売新聞)
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被害者のひとりは片足切断、と聞いた。