クライムと、シンとの、相違。「主日」が、「法治国家の行方」にとってかわる。
保育士殺害裁判員裁判の判決、東京地裁。
東京都杉並区のアパートで昨年3月、保育士の照井
判決によると、松岡被告は昨年3月26日、照井さんのアパートに侵入。帰宅した照井さんの背中を包丁で突き刺し、殺害した。
弁護側は住居侵入は認めた一方、殺人罪については「第三者の犯行の疑いが残る」として無罪を主張したが、判決は照井さんの指の付着物から被告のDNA型が検出されたことなどから、被告の犯行だと判断した。
また、「わいせつの意図があった」とした検察側の主張は退けたものの、被告が同じ乳児院に勤めていた照井さんに好意を抱いていたと認定。「一方的に感情を募らせた末に常軌を逸した行動に出た」と指摘した。
さらに、被告が公判で黙秘した経緯を踏まえ、「被害者の両親は、真相を話そうとしない被告に厳しい処罰感情を持っている」と言及。求刑通りの刑は免れないと結論づけた。(読売)
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裁判員裁判なるもの、定着したは、何時の頃からであろうか。
旧くは。あの戦後の「帝銀事件」、「下山事件」、そして「三鷹事件」等。
テレビのモノクロ画面で、日本語版吹き替えでの米映画「十二人の怒れる男」。
当時から、彼の国では。すでに、陪審員制度としてあった訳です。
12、という数字。お解りですね。
これには、少年は驚きました。自由と民主主義。
映画脚本、シナリオというものが。ひとりのライターで済ませるなら。
シナリオライターなる職業も、知識が要る。若いだけでは、描けない。
この映画は、監督、撮影よりも。脚本家が重要である。法律の知識、社会の規範。そして、その国のそれまでの判例、その情報等。
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なのに。法曹界が、その保守的体質というか。
学校で法律専攻しても。そりゃ、作家なる者も、出て来るわな。
法律家のオリジナリティ、ようわからん。
弁護士資格取って。要は、検察官向きなら、国家試験受けるんでしょうね。
公務員向き、という性格、が基準ですか。
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現憲法下で。その憲法にも絡んだ、今や同盟国。そこから、自由と民主主義を学んで。陪審員制度を、裁判員裁判と名称を翻訳して。そして、定着させるだけの平和があった。いや、その享受の期間があったればこその、裁判員裁判の始まり、だったんでしょう。
裁判所担当、法廷記者なら。もう、掴んでいるやも知れません。
地裁で、裁判員裁判で、極刑。しかし、控訴高裁で、裁判官がひっくり返す。そんな判例の、連続するを。
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熊谷市6人殺害事件、無期懲役とした二審判決が確定。
埼玉県熊谷市で2015年、女児2人を含む6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われたペルー国籍ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(35)について、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は10日までに、被告側の上告を棄却する決定をした。一審裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役とした二審判決が確定する。決定は9日付。
一審さいたま地裁は18年3月、被告が統合失調症だったと認めた上で、「残された正常な精神機能に基づき、金品入手という目的に沿った行動を取った」と完全責任能力を認定。「6人もの生命が奪われた結果は極めて重大」として死刑とした。
これに対し、二審東京高裁は19年12月、被告は統合失調症の悪化で「スーツの男が危害を加えるため追っている」との妄想を抱いていたと指摘。被害者を「追跡者」とみなして殺害した可能性があったなどとして心神耗弱状態だったと判断し、無期懲役に減刑した。
検察側は上告を断念し、弁護側が心神喪失で無罪として上告していた。裁判員裁判の死刑判決が高裁で無期懲役となり、最高裁で確定するのは6件目。(時事)
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ここ数日。私個人は、はなはだ不機嫌でした。
判例主義なのか。また、「永山基準」かよ。
「アンビリーバブル!!」
「オーマイゴッド!!」と、同様。幸運にも、凶事にも当てはまる。
のであれば。その返答は、極めて絶対的に。その確定に、「否、否」です。
薬物使用、その副作用で幻覚症状で中毒。わかりますよ、少しは。
高裁判断、心神耗弱状態だった。そして、高検での上告断念。
弁護士側からの、心神喪失が、って。これって殺し文句でしょう。毎度。
しかし、これで終わり、は考えられない。
今まで。一度も、職業上も。野次馬的にも。裁判所に、傍聴で並んでの席券手にした事無いですが。
その確定、再審請求可能なら。参加します。
『オレは、法曹界に入らなくてよかった。入れなかったでしょうが。』