かいふう

近未来への展望や、如何に。

法治国家の行方

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日の丸

新しい「見出し」を追加しました。「刑法改正」です。

移民受け入れという新潮流に抗して

 

 6人殺害事件、東京高検は上告を断念。無期懲役と。

埼玉県熊谷市で6人が殺害された事件で、強盗殺人などの罪に問われたペルー国籍ナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン被告(34)について、東京高検は上訴期限の19日、上告を断念した。一審さいたま地裁の裁判員裁判は求刑通り死刑としたが、東京高裁は一審を破棄、無期懲役を言い渡した。弁護側は上告しており、被告に無期懲役より重い刑が科されることはなくなった。
 上告断念を受けた記者会見で、妻の加藤美和子さん=当時(41)=と小学生の娘2人を失った男性(46)は、「絶望しか思い浮かばない。検察の説明は全く納得できなかった。裁判員の方も死刑は苦渋の決断だっただろうに」と心境を語った。「死刑でも無期でも家族は帰らないが、死刑の方が少しは前に進めた。家族には『パパがんばったけど、上告してもらうまで至らなかったよ』と謝ることしかできない。こんな危険な人を世の中に出してはいけない」と声を絞り出した。
 一審は被告の完全責任能力を認めたが、高裁は5日の判決で心神耗弱状態と認定し減刑。弁護側は心神喪失状態だったと無罪を主張していた。(時事)
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これも、そうだ。
判例が、そこから始まってしまう。それが、恐い。
70年が経て。世代交代も、二世代を越えて。孫の手に、バトンタッチする段になって。『議員立法』という、天下の宝刀を、いざという時。
移民受け入れ、という時代の要請に沿った、政策を断行する時を迎えて。
かような難題を、眼前に吊らされては。
変容せる外圧に。「憲法改正」が盾となって。この国の先行きの航路安全を確保するように。
移民受け入れた、は。将棋で云えば、敵駒は成金。気ままは放縦、危害は押し出す。最初の防壁は、堅固で厳格審査であらねばならぬ。
怠け者や不法行為を働く者は、要らぬ。ハードルは落としてはならぬ。
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家族3人を失って。遺族にさせられた夫であり父親、彼の絶望は底知れない。
弁護側は上告して、の意味が。疎いので解せないが。
それは、最高裁までは行く、という含みなのか。
心神耗弱状態と認定し減刑、が。薬物使用の有無を問わず、の可否がどうの。減刑は、無期懲役しか他に非ず。よって、落着では。
おさまらんだろうに。
そして、我われ納税者たる国民は、不安だ。
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事件現場の熊谷市。名称の謂われは、ともかく。
この隣県には。南米からの日系の労働者の、工場勤務者の歴史ある町が、点在してる。
関東圏。後輩の新入者が容易になじめる下地はある。