子供３人が水死した福岡市の追突事故で、福岡県警東署に逮捕された同市東区奈多、同市職員今林大（ふとし）容疑者（２２）が事故直前まで居酒屋とスナックをはしごしてビールや焼酎を飲み、「ドライブを楽しむつもりで出かけた。市職員であることがばれるのが怖くて、事故後すぐに車を止めなかった」と供述していることが分かった。
県警は２７日、今林容疑者を業務上過失致死と道交法違反（ひき逃げ）容疑で福岡地検に送検した。
調べによると、今林容疑者は２５日午後５時、勤務先の市西部動物管理センター（福岡市西区）を出た後、東区のタイル職人の男性（１９）ら友人２人と同区の居酒屋で飲酒。同１０時前に近くのスナックに移り、１０時半ごろ店を出た。その後、友人１人と別れ、タイル職人の男性とドライブに出発。「行き先は特に決めていなかった」と供述しているという。
事故の後、約３００メートル逃走したが、車が故障して停車。徒歩で現場に戻った。
今林容疑者が飲酒したスナックの男性経営者（６８）は「（今林容疑者らは）焼酎を飲み、カラオケを歌っていた。これまで店に４、５回来ているが、帰る時にタクシーを呼ばないこともあった」と話している。（2006年8月28日読売新聞）
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以前、酒気帯び運転の追突で２人の幼児を死なせた事故。それは、それ以上の事故を想わないから、であろう。
今回県警が地検に送検容疑は、それ以上の３人の幼児の犠牲者である。
わからない。孫を失った祖父の言葉、その憤怒が凝縮された発言。
どうしても、なんとしても助けたかった、と述懐する同乗してた両親。
それを、＜ブログ＞なるモノに要約して載せよう、遺そう。その意味が、わからない。
この事故にこじつけて、もう＜ブログ＞止めたって、いいんだ。
本当にそう想う。
３日後が何の日だから、３人の名を載せ、『アーメン』で済ます、そんな見え透いた公開日誌って、ある？
こじつけるのは罪だから、そうはしないだろうけど。
おそらく、若い夫婦は、我が児たちを失った事を信じないだろう。だって、自分たちに落ち度が無い、と信じているから。失った事を信じさせるのが、葬式だ。
自分たちに落ち度が無い、と信じるのが、裁判だ。
とどのつまり、自分にはどうすることもできない。そこに落ち着かせるだけさ。
