かいふう

近未来への展望や、如何に。

「アブダクション」すなわち「めぐみ―引き裂かれた家族の30年」上映始まる。その.1

kaihuuinternet2006-11-25

拉致被害者横田めぐみさんの父親、滋さん(74)と母親、早紀江さん(70)の29年にわたる活動を取り上げたドキュメンタリー映画「めぐみ―引き裂かれた家族の30年」の一般公開が25日、東京・渋谷区の映画館など18都道府県の37劇場で始まった。

この作品はすでに米国やカナダで上映されて注目を集めているほか、韓国でも公開される見通しで、滋さんは、「映画を見た人から口コミで話題が広がり、世界規模で拉致への関心が高まってくれれば」と期待を寄せている。

監督を務めたのは、カナダのテレビ局でディレクターとキャスターをそれぞれ務めていたカナダ人のクリス・シェリダンさん(37)とパティ・キムさん(36)夫妻。

実際、今年1月に米ユタ州で開かれた「スラムダンス映画祭」で最優秀作品の一つに選ばれたほか、これまでに計六つの映画祭で最優秀賞などを獲得している。カナダや豪州、ニュージーランドでも上映されている。
来年2月中旬までに、38都道府県の約70劇場で順次、公開される予定。

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上映後は、横田夫妻と家族会事務局長の増元照明さん(51)が舞台あいさつにたった。滋さんは、「満席は拉致問題への関心の高さによるもので、心強く思っています。この映画が問題解決の大きな力になってくれると思う」と語り、早紀江さんも「私たちの苦悩やいらだたしさすべてが赤裸々に描かれている。拉致がどういうことなのか、北朝鮮がどういう存在なのか分かってもらえたと思う」などと話していた。(2006年11月25日読売新聞)
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想像はしてたが、いざ実現してみると、静かな感動が響いてくる。
つまり、多くの人びとが関心を抱き、それぞれのタレントを発揮して、この日に辿り着いた、ということだ。
その間、自分はすでに距離をおいてただ拍手をするのみであった。
でも、横田夫妻と家族会事務局長の増元照明さんは、今日も舞台あるいは壇上から訴える。