かいふう

近未来への展望や、如何に。

作家の構想力か、建築家のそれか。

都知事選への出馬意向を表明した建築家の黒川紀章氏(72)が22日、都庁で記者会見し、「首都機能の一部を移転し、都心に低所得者向けの住宅群をつくる」と自ら描く東京の未来像を明らかにした。

黒川氏は公務員宿舎や省庁の一部を地方に移し、跡地を公園と住宅にする構想を披露。「国、都の予算を使わずにやってみせます。僕は都市計画の専門家ですから」と自信を見せた。

石原慎太郎知事(74)の出馬を自らの立候補の条件としていることについては、「石原さんが降りるはずはない。戦いを始めるしかない」と述べた。(読売)