かいふう

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改正刑法で求刑(懲役10年)を上回る懲役、大阪地裁判決。

大阪・ミナミのステーキチェーン店「ペッパーランチ」心斎橋店(閉店)で今年5月、女性客が店長らに連れ去られ、乱暴された事件で、強盗強姦(ごうかん)と逮捕監禁の罪に問われた元店長の北山大輔(25)、元店員の三宅正信(25)両被告の判決が26日、大阪地裁であった。

杉田宗久裁判長は「悪質さは同種事件の中で、ひときわ抜きんでており、求刑は軽過ぎる」と述べ、北山被告に求刑(懲役10年)を上回る懲役12年を言い渡した。三宅被告は求刑通り同10年とした。

杉田裁判長は判決で「飲食店のスタッフが食事中の女性を襲った前代未聞の衝撃的な凶悪事件。極悪非道で女性の屈辱感は計り知れない」と断罪した。

そのうえで、北山被告について、犯行を計画し、一貫して主導したと指摘。2005年1月施行の改正刑法で新設された集団強姦罪に触れ、「単独犯行に比べて違法性が高いと明示された。単独と共同を区別していない強盗強姦罪でも、量刑を検討する際に考慮しなければならない」と、求刑を上回った理由を説明した。

判決によると、北山被告らは5月9日未明、大阪市中央区の同店を訪れた女性にスタンガンを突きつけるなどして約5万5000円入りのかばんを強奪。さらに、睡眠薬を飲ませ、車に乗せて大阪府泉佐野市内の車庫まで連れて行き、乱暴するなどした。

清水治・大阪地検次席検事の話「求刑を上回った点で予想外。判決内容を精査したい」(読売)
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10年以上あれば、六法全書も[聖書]もかなり読める。
{スイライ浣腸}を想起させたほどの事件であった。厳罰を。