かいふう

近未来への展望や、如何に。

香川県坂出市3人殺害事件。

kaihuuinternet2007-12-02

香川県坂出市のパート従業員三浦啓子さん(58)と、孫の姉妹2人の遺体が見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された川崎政則容疑者(61)が県警坂出署の捜査本部の調べに対し、三浦さんの自転車や靴を持ち出したことについて、三浦さんが姉妹を連れ出したように見せかけるための偽装工作だったことを認める供述を始めたことが1日、わかった。

調べに対し、川崎容疑者は、11月16日午前3時から4時ごろの間に、無施錠だった三浦さん方玄関から侵入し、ベッドで寝ていた三浦さんと孫の山下茜(あかね)ちゃん(5)、彩菜(あやな)ちゃん(3)を鋭利な刃物で刺殺。3人の遺体と一緒に、三浦さんの自転車や靴、携帯電話をワゴン車に乗せ、坂出港周辺に捨てたとしている。

県警は、川崎容疑者が、三浦さんが普段から、仕事や買い物などで自転車をよく利用していたのを知っていたとみている。偽装工作で捜査をかく乱し、3人の殺害発覚を遅らせる目的で、三浦さんが自転車に乗って外出、あるいは失跡したように装ったとみて、まだ見つかっていない自転車の発見を急ぐ。(読売)
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逮捕容疑者が供述するまでは、事の真相はわからぬから、被害者の父親のTV報道される、その間の彼の表情や動作ばかり、追って見ていた。
肉親の幼い娘達を、その生死が不明のまま、放置された父親というのは、こんなに形相を変化させ、頭も剃り、不眠にやつれ疲弊し、苦悩の極みを露わにするのだ、と。
地獄を見たくない、最悪の結末だけは信じたくない、断崖に立たされた日が、これでもか、まだか、と続く。
携帯電話の発信音が出てる周辺数ヶ所の電波塔、からの特定には、未だ犯人逮捕はなかった。
その日に孫達を預けたこと。そして、供述からの、無施錠、だとしても。
この父親と同質の悲憤と号泣は、なかろうから、彼の憤怒の形相や放心の表情も憶えて置くだろう。
もう同質を、その極限を見たくない。
考えてもみたまえ。母親と、愛娘二人、同時に亡くした。
それほど凄まじいものだった。