かいふう

近未来への展望や、如何に。

「法治国家」の在り様.その12。

kaihuuinternet2008-05-03

2005年からして、既に法科大学院の設立はなり、残るは裁判員制度の、開始までの年月を迎えた。
つい前日も、紙面広告で、建国以来の他国の、それぞれの憲法改正の回数を略記したのを見たが、この国のそれは0回とあった。
地震大国にして、台風列島。太平洋側の海溝の深度を、それが列島に沿う様を想えば、如何にも極端な山脈からの高低差ではある。
そこは、底。余り思い詰めること無く、その分湧き出る温泉に浸かり、親潮黒潮のぶつかる故の豊漁に舌鼓でも打てばと、プラス思考しても、自然災害は人知の及ばぬ事もあり。
それで、[憲法改正]と相なる。
昭和四十年版。そして、同出版社発行からの平成10年版。まだ二つ共、旧い方を捨て切れない。
なんとか、その平成10年版を予備に、新しい[憲法改正]版を、この手にしたい。
老眼鏡を掛けつつも、昭和版を焚き火に投じて、その火炎をレンズに映し、「吾輩は猫である」の作家が生きた時代を偲ぶ、そんな横顔の自分を想ってしまう。

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昨今、チベットの小旗を広げて、袋叩きにあうなど視ると、[憲法改正]も回避不可、右舵いっぱい、と操舵手で声上げたくもなろう。
そこだけでもない。国民のひとりに過ぎないのだけれど、近隣の不穏な動静を鑑みると、舐められてたまるか、が心持である。
或る都市の市民たちの声、核兵器廃絶、不拡散は同じでも、
さて、たとえば[拉致事件]、不当に囚われし人たちの事をおもえば、
{スイライカンチョウ}も{レイトウサンマ}も、到底不可であるならば、
残るは[憲法改正]しかない。
断固として、毅然として、自国民を取り返す、強い意思表示を、その文言に印字織り込むをしなければ、国際社会において、もしもの時、他国へも示しがつかぬだろう。
強硬無くして、自国民を取り返す適わぬならば、強硬また止む無し。
彼らを附けあがらせても、この地球に平穏が保証される未来が来るとは、おもえないからだ。
そういう確固とした、後顧の憂いが無い、国民総意の、[憲法改正]をしよう。
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特定失踪者問題調査会の荒木代表が、憲法記念日に合わせて講演している。

拉致が突きつけた憲法問題 調査会・荒木代表が講演
http://sankei.jp.msn.com/region/shikoku/ehime/080504/ehm0805040222001-n1.htm
北朝鮮による拉致問題の膠着(こうちゃく)状態が続く中、憲法記念日の3日、特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(拓殖大教授)が愛媛県松山市二番町の松山ワシントンホテルプラザで「『戦う日本』と憲法問題」とのテーマで講演。「国民の権利を保障した憲法のもとで、国家が拉致被害者を助け出さないことが憲法違反だ」と訴えた。

荒木代表は、北の工作船に自爆装置が付けられている例を挙げ、「死を覚悟しながら日本人を拉致しようとする人に対して、9条は何もできない」と指摘。護憲派による「9条のおかげで日本は平和だ」との主張に対し、「『平和』という言葉を使ってわが国の平和を踏みにじっている」と批判した。

さらに、「憲法の上に真理や道理がある」とし、「拉致された国民を救うのは、憲法ではなく国家が存在するからだ」と強調。「憲法があるために拉致被害者を救出できないなら、憲法の規定や解釈を変えるしかない」との持論を展開した。

そのうえで、会場に集まった約200人の市民らに「日本は私たちだけではなく、先人や未来の世代のものでもある」と述べ、「彼らの語られぬ声に耳を傾け、恥ずかしくない国づくりをしないといけない」と結んだ。(引用終り) (「蒼き星々 北朝鮮拉致事件 支援者掲示板」より転載 )
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自民党は4日、憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)の初会合を開き、憲法論議への取り組みを強化する方針を確認した。

2005年に策定した党新憲法草案の見直しも始める。谷垣総裁は会合で「野党・自民党の旗印の一つにしたい」と述べた。(2009年12月4日読売)