かいふう

近未来への展望や、如何に。

40年、そして20年。

わが娘を連れ去られた母の口から、40年という数字を、確かに聞いたのである。家族会の会長からも、20年。会が結成されてからの、年月。
母親の、『国家の恥』という激しい批判は、ここに極まれり。他に言葉が見つからない、からである。何たる空虚か。
しかし、この国の公安とか、外交が拙走とは、おもわない。彼の国の体制が旧態依然で、余りに頑ななのだ。
それほどに、冷酷無残な歴史、しか思い浮かばない。
それでも、見捨てて置けないのは、やはり、この問題が、国家の存亡に係るからであろう。