核軍縮の進め方を有識者が話し合う「賢人会議」は28日、平和活動に取り組むNGOとの意見交換会を広島市内で開いた。今年のノーベル平和賞に選ばれた国際的なNGOの連合体「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」で国際運営委員を務める川崎哲さん(49)は、「いかなる核兵器の使用も非人道的な結末を引き起こすと会議は明言すべきだ」と訴えた。
川崎さんは「核保有国が核兵器禁止条約の批准に反対して妨害行為をしないよう求めるべきだ」と述べた。
核兵器の廃絶を求め署名活動などを行う「高校生平和大使」で高校2年の小林美晴さん(17)=広島市南区=は、被爆した祖父の体験を紹介。「核兵器禁止条約を一日も早く発効させるため、努力してほしい」と日本政府に訴えた。(時事)
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「国境なき医師団」がノーベル平和賞を受賞は、前世紀末1999年。本年度受賞も団体という事で、様変わりは、人口増と【飢餓】の問題、【戦争】と核廃絶。焦点が絞られて来た。
同賞受賞大統領が広島訪問で幕を下ろし。核廃絶という旧くて新しい目標に、移った。地球上に飽和状態になった核兵器を、ひたすら削減していく、その難問へ。まさに、ノーベル賞の権威は、とりわけ平和賞の実績で、問われてしまう。