かいふう

近未来への展望や、如何に。

「竜馬像」と、竜馬。 慶応3年11月17日は、中岡慎太郎の命日。

坂本竜馬

「竜馬像」とは、個人が私的に、その人物に抱くイメージ。劇映画がテレビドラマが、出演俳優の演技力によって。それを具現して、見せてくれる。私も、数人、それで覚えている。TV、柳の下、田村高広が「信念は常に動く。」とつぶやいた。藤岡弘は、本人も有段者だろう。鞘で受けての無念さが残映。原田芳雄は、花屋のアルバイトが、無頼漢の髪型に香ってた。
さて、ご本人は、ちゃーんと写真が残ってる。この、己の真影が後世見られる。これは、当時の若造たちに、かなりのやる気を加味したであろう。写真もすぐれて個人的芸術だ。。
竜馬の逸材たるは、度量の大きさと。大政奉還のどんでん返し。あの時代、新幹線もスポーツカーも無い。ケータイも無い。やはり、船押さえてたし。武器利用、商才も長けてた。他人のタレントも見抜いた。江戸城無血開城への道筋を整えた。海洋国家日本の元祖。
徳川数百年の天下泰平は、外様大名の雄藩が、参勤交代や土木建築等の普請で、クーデターの財源を消去。そりゃ、最遠薩摩藩は、関門海峡長州で内密愚痴こぼしたかも。英仏蘭米四国との下関戦争も衝撃。
薩長連合からすれば。討幕の為の武器大砲調達資金を費やし。さて、上洛して、錦の御旗で討幕の東上。突如、大政奉還の終息。後年の戊辰戦争の凄まじさ。やっと、わかりました。

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先日、居間で半畳弱の液晶テレビを身近で視聴。山口くんちのツトム君、もとへ。「長崎くんち」をやってまして。土地柄、船型の山車が、高台の山門下の広場で、町内会ごと、競う。若衆が山車を前後回転させ。無事豊漁を祈願する。「出島町」山車も、キャピタン衣装の少年少女を乗せて。鳴り物で、船下の汗かく若衆を景気付け。世界史への開港、異国情緒あふるる。祭りは要るんです。