かいふう

近未来への展望や、如何に。

米子で集会。市長発言は、今までになく先鋭的。

ブルーリボン

平成30年11月20日(火)午後、米子コンベンションセンターにおいて、「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」を開催し、300人の方にご参加頂きました。この「つどい」は、地方における拉致問題広報・啓発行事として、今回は政府拉致問題対策本部鳥取県米子市、日南町、大山町、伯耆町、北朝鮮拉致問題早期解決促進鳥取県議会議員連盟及び北朝鮮に拉致された日本人を救出するための鳥取の会の共催により、行われ、今年度、全国で初めての開催となります。この「つどい」では、政府主催者及び地元主催者代表挨拶、拉致被害者御家族・松本孟氏(松本京子さんの兄)の訴え、「特定失踪者」御家族・上田淳則氏(上田英司さんの兄)の訴え、及び西岡力氏(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会会長)の講演等が行われました。

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皆様、本日は「国民のつどいin米子」にこのように大勢お越しくださいまして、本当にありがとうございます、米子市長の伊木隆司でございます。
私は毎朝、出掛けにこのスーツの胸のところに、この青い、ブルーリボンの記章をつけるんですけども、この記章をつけるたびに、本当に悔しい思い、腹立たしい思いを感じずにはいられないのです。この41年間、本当に私たち日本国民は一体何をしていたのかという、そういった反省でございます。
先ほどの西岡先生のお話にもありましたが、我が国は国民主権の国であります。政府は我々国民、主権者としての国民の代理人であります。この代理人を動かすのは、我々国民一人一人の力であります。そうした意味におきまして、主権者たる私たちが、この拉致問題というものを、本当に真剣に痛切に、国民一人一人の問題として、あの松本京子さんは、もしかしたら私の姉だったかもしれない、みなさんの妹だったかもしれない、みなさんの娘だったかもしれない、そのような思いを共有して、一人一人の主権者として、この拉致問題の解決に全面的にぶつかっていかなければいけないと私は思っております。
今、この私のスピーチは、ラジオ放送を通じて、北朝鮮に届けていただけると伺っております。松本京子さん、聞いていらっしゃいますでしょうか。私たち米子市民は、この総力をあげて、日本国民の力を結集して、松本京子さんをはじめとする拉致被害者の皆様方全員の帰国を必ずや実現させたいと思っております。
現在、日本政府においては、安倍首相を中心として、全力で拉致問題の解決に当たる覚悟を決めていらっしゃいます。そして、そのことを日本国民は全面的に支援をしております。もし、安倍内閣が軍事行動をするというのであれば、あるいは憲法を改正するというのであれば、それも全て、全面的に支持をして、この拉致被害の回復、主権の侵害の回復に、私たちも国民として全力で当たりたい、全力で支援をし、そして支持したいと思っております。そして、松本京子さんをはじめとされる拉致被害者の皆様方全員が、再び祖国の地を踏むことを願って、本日の国民のつどいの締めくくりとさせていただきたいと思います。<抜粋>