かいふう

近未来への展望や、如何に。

法治国家の行方

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日の丸


21世紀。『スフィンクス』は、謎ナゾに4本足を問う。~「ゴーン事件」と、その周辺。その2

【パリ時事】フランス自動車大手ルノーは11日、取締役会を開き、前会長兼最高経営責任者(CEO)のカルロス・ゴーン被告の体制下でナンバー2を務めたティエリー・ボロレCEOの即時解任を決めた。日産自動車も8日、内田誠専務執行役員を次期社長に選出し、旧体制からの脱却を急いでいる。日仏双方でゴーン色を一掃し、一連の不正問題で悪化した関係の改善を目指す。
 ルノーのスナール会長は11日、パリ郊外のルノー本社で記者会見し、ボロレ氏の解任について「日産も体制を変更した。新たな息吹が必要だ。アライアンス(連合)を刷新する成熟期に到達した」と説明した。(時事)

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フランス自動車大手ルノーのティエリー・ボロレ最高経営責任者(CEO)の解任は、同社と企業連合を組む日産自動車三菱自動車にも影響を及ぼしそうだ。ボロレ氏は日産取締役も兼務している。昨年秋に前日産会長のカルロス・ゴーン被告が失脚して以降、3社連合は混乱が続いており、関係安定化が急務になっている。

 ルノーは日産に43.4%を出資し、ボロレ氏とジャンドミニク・スナール会長を日産の取締役会に送り込んでいる。ボロレ氏は日産が今年6月に発足させた監査委員会に名を連ね、日産経営陣の職務執行をチェックすることで、企業統治を改善する役割を担っていた。ボロレ氏がルノーのCEOを退けば、日産の役職からも外れる公算が大きい。
 日産では、ゴーン被告の後継者だった西川広人前社長が、役員報酬をめぐる不正で先月辞任。今月8日の取締役会で、内田誠専務執行役員を次期社長に選出し、経営体制の立て直しを進めようとしている。
 日産とルノーのトップが短期間で入れ替わるのは、3社連合にとって異常な事態だ。連合関係者は「内部でごたごたが続いているというイメージが強まってしまう」と懸念を示した。(時事)

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日産自動車は、内田誠次期社長兼最高経営責任者(CEO)を、最高執行責任者(COO)になるアシュワニ・グプタ氏と副COOに昇格する関潤氏が支えるトロイカ体制に移行する。(時事)

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