それが、前日の土曜日だった。未曾有の規模の台風。その通過、おそらく台風の目に当たった。その風雨の静寂の下。最寄りの、最近開店したCO-OPに行くと。さて、定時より、避難早刻閉店。駐車場には、当直者の中型バンしか他見当たらない。
その店舗前は、T字路だった都道を、十字路に拡張工事。いや、その情報もあればこそ。リニューアル移転に踏み切ったのではあるが。
その北に延伸のJR越境の壮大な、カーブを描くSF的陸橋は。その線に沿って点在する流れる夜間照明灯。
近未来なのだ。
それに、半世紀前の名曲「銀色の道」♬は、もはや、BGMに似つかわしくなく。
しかし、建設土木に従事、竣工開通まで至った人びとの。その自負や自信は、この光景辺に在るのだろうな。
私が見たは、それも希望、である。
ならば、常時乗降するバス停前で、最終便に時刻を見て。休止と歩道を終点へと徒歩し。常時飲食する店舗前で、これもバス同様と確認し。停車中の委託のごみ収集車の助手席の若い兄さんと、目線をば合わせ。
緊急時ご用達のコンビニに闖入、池袋大勝軒大将顔写真入り特製ワンタンみそラーメンのカップラーメンをば買い求める。
今晩の不運なんてものは、「飢餓海峡」の台風ではないぞ。映画化も観たな。その原作者のサイン会場にも居たな。その映画監督内田吐夢の墓も発見したな。
その彼の墓の隣々に、白塗りの金属製墓標がある。木製でないのは、伊勢神宮内宮、遷宮と違って。20年後に真新しい木材と交換する、親族が居る保証がなかった故か。
白塗りのそれには、堀川功とある。沖縄近海にて戦死。靖国神社に居る方である。全ての将兵の名が、東大近所の「きけ わだつみのこえ」館に収納記録されてあるわけではない。
何故、記載したか。映画監督の名は載せて、並び隣の若い将兵は無名。これは、甚だ公平を欠く。そう判断した。私は、イモずる式が、使い勝手がいい。その連想は容易い。
すでに、[聖書]の[黙示録]の4頭の馬の比喩を解いたな。それを解いた教会を失ったな。
その場所から、『国策』で追われ。引っ越し先で、【東日本大震災】等を受けて。更に引っ越し。
すでに走馬燈が回ってる。近いぞ!
何が近い?