マタイさんとお近ずきの恒例の帰途。気になって、寄って来た。
やはり、【拉致事件】の小さなポスターは、すでに見なかった。
以上の文面は、同じ。しかし、今回は、お店は、南武線西国立駅東口駅前商店街徒歩数分。
舗道に面して。四角い看板が立っている。その名も「キャロット」。
毎度、云う。店風。
初対面で、女将さん「何処かで会ってませんか。」
僕「デジャビュですか。」
もっとも。その時の僕の発音は、『デジャヴ』だった。
この店名は、もはや3世代前の。すなわち第二次世界大戦前の、仏児童劇映画「にんじん」に由来する。少年時に視た、ニックネームが「にんじん」の少年が主人公の、モノクロ。
その少年名子役も、戦火を免れなかった。
同じ映画を視たのか。同じ年代なのか。シャンソンが好きなのか。知らん。
それとも。同じ場所で、親の代からの「八百屋」を継いだのか。
店内には、中央に大テーブルがひとつ。それを囲むがごとくに、客椅子がある。
ここのスパゲッティは、ボリューム満点。食べてがあるのだ。
近くに在る女子体育大学の学生たちも、寄りやすい。
敏いとうとハッピー&ブルー、の色紙も壁に見た。