「「しかし、花婿が奪い去られる日がくる。その日には断食をするであろう」。」
ルカによる福音書第五章35
「すると彼は自分の立場を弁護しようと思って、イエスに言った、「では、わたしの隣り人とはだれのことですか」。」
ルカによる福音書第10章29
ベトナム少女殺害事件、から3年。
2017年3月24日、千葉県松戸市で、通学途中の小学校生徒、ベトナム少女が行方不明。我孫子市で絞殺体で発見された事件。レェ・ティ・ニャット・リン(9)。
一審、無期懲役。控訴にて、係争中。
被告も、父親というが。それより、何故、被害者がベトナム人なのか。それが、気になった。
あの、「ベトナム戦争」なるものの、実態。真実を知っているなら。その終結の状況を記憶に留めてあるならば。
こういう犯罪は、あろうはずない。かと云って。特定の小学校の、保護者会。それに招かれもせず、「ベトナム戦争」史を語る者もない。
特定の戦争、への誤解無理解をもってして。凶悪事件の引き金、とは短絡だが。
しかし、この被告。
関心も無けりゃ、偏見を持ってないか。無知だよ。
それが、どうの、でなくて。それから派生して、この始末、なんだよ。
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そこに、もはや、「ヱマオ」学園は無い。
だから、ではないが。
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その少女が、10年後。あるいは20年後。クリスチャンとして、花嫁にならない、と。誰が知り得ようか。
クリスチャン故。そこまで育ってほしい、と見るのではないか。
それも、もう叶わぬ。
何者が、然らば。どんな権限で、否、自由で、否。少女が育つを、奪ったのか。そんな非道を為したのか。
『人殺しめ!!』、そうした後は、皆等しく、そう呼ばれる。
生き返らせることができぬくせに。皆を嘆かせるだけだ。
「死んだ者は帰って来ない。」 遺族は、皆異口同音に、そう言う。
その言葉を、また聞かされるのだ。二度と御免だ!!
私は。否、私も。もはや、彼を知らない。
犯罪を犯した者が、それを負うがいい。周囲を嘆かせ。光の届かぬ悲しみの底知れぬ。
犯した本人が、思い知るがいい。