政府、緊急事態宣言を、全都道府県に拡大。
百貨店、飲食店等も、レジで透明ビニルが垂れ下がり。コロナ感染の対策が見られた。
スキージャンプ台の下のようなT字路の坂上から。90度方向を見渡すと。どちらも、数キロ先の眼下。人っ子ひとり居ない。無人の市街。
これって。SF映画の、壊滅後。
二次パニックへの、前景。に映る。
西日が暮れる公園の奥中央、平たんな土盛り階段に、落日の日光浴を。
日没まで。
雨上がりの多湿故の呼吸をしてる。背景は、せり上がった小さな森。
眼前に。ブランコの支柱にぶら下がったりのブロンド髪がハーフの少女。
水たまりにボールを落としたりの、ひとり蹴鞠の回数チャレンジするサッカー少年。
どうして、彼らを見てるのだろう。
校庭が、緊急事態宣言をうけて、休校なのだ。
縁付帽にサングラス。
老獪な者は、それでも楽しんでいる。
映画「ブルックリン横丁」の、公園に行くことは、かなわなかった。
海を越えるも、無し。
しかし、映画を山ほど観たし。大海のコンマ数パーは、誰かの涙ででもある。