「死」と、「死」と、そして「死」。
青年が、30歳で死んだ、という。「還暦」からすれば。丁度、折り返し点。
4歳からの子役、芸能活動。ならば、キャリアからして十分。1年先まで、スケジュールがいっぱい。数々の難役を演じ、芸域を広げて来た。
しかし、生い立ちからして。彼が、役に没入は、そういう複雑な家庭環境から、それらを忘れ、離れようと。実に様々な仕事をこなしたタレントは、驚嘆に値する。
何時から、『造り笑い』を、覚えたか。そうする本人。イメージは、アイドルスターであり、更に世界に羽ばたく年代。
戦後の、「眠狂四郎」の円月殺法の時代劇なら、主人公のニヒルな剣士を演じる俳優も、観客の共感を得ただろう。
彼にも、師が複数いた。地元児童劇団と、映画界に実績ある数々の主演者。
映画俳優の至言を受けたのに。その彼の、手術からの生還や、まるで別人のごとく疲弊瘦せ老いた。闘病のその姿も見ただろう。
梅干なめる老爺には、『居眠り共死老』のオファーは来ない。
時代が変遷して。アニメや漫画が原作の劇映画、が隆盛である。それでも、青少年が需要があれば、製作され。歓迎、好評を得る。それ自体、構わない。
彼の遺作を、視聴した、観た。歌って、踊って。誰もができる表現ではない。
その業界は、自由業。スポットライト浴びる華やかな舞台。売れてる時と、逆の時との落差というか。振幅の幅が大きい。
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解せない。これが、私の回答。後は、恒例、「伝説」枠で、留める。
『伝説』になりたくて、若くあって、自ら死する者など、居ない。
居る訳がないからだ。
残された者が、オロオロして。その「」に留めるのみである。
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難病患者が、50幾つで死んだ、という。『安楽死』を依頼しての、死。
我流で言うと。死んだ、が事実。依頼しての、死。これが真実。
毎度言うが。事実と、真実との相違。
その患者は、渡洋した事もある、キャリアウーマンだ。
それで。この女性患者は、先程の青年。彼が演じた難病患者。その難病なのだ。
その難役を演じた彼は。医療関係者から、高い評価を得た。
名優の誉、と言っていい。
彼と、彼女の死と。どちらが先か、もうどちらでもいい。
彼の死が、彼女の死の真実を知ってのことともおもえない。何故なら、彼の遺書に、
彼の、全人格を否定される程の事があった。その記載は、その相手は、彼女とはおもえないからだ。それでも生きる熱情で、企画までして。演じたのに。彼女は死を選んでしまった。
演劇するは、医療するではない。
青年の死、を誘発したは。恐らく、彼の生い立ちの環境。その周辺に或る彼らであって。それ以上の追跡は、プロのマスコミに任せよう。
理解する理由もない老人が、青年の死に、惜春しただけのことだ。
ああ、また。「美学VS医学」に対峙してしまった。
イメージは、「ヨハネ型VSルカ型」かな。
どちらにもなれなかった者の、自己認識でもあります。
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クリスチャンなる者。自死を選んだ、或いは取った者。
彼らを、「記憶ある人びと」としてはあつかえないのであります。
それで。ならば、「伝説」に入れて。そうするものであります。
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白杖の盲人が、交通事故で死んだ。 首都圏は、JR中央線、阿佐ヶ谷駅。
私も知る23区内の路線バス停もある、商店街から乗降客が多い。
ホームドアは未設置であった。
吉本充伸さん(51)、高齢者へのボランティアの外出であった。
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鉄道各社は駅ホームでの転落防止に取り組んでいるが、1日10万人以上が利用する主要駅(279駅)の計1219番線のうち、ホームドアが設置されているのは平成30年度末時点で約3割の計353番線にとどまる。整備に膨大な費用がかかる上に車両の多様化で種類ごとに扉位置が異なることなどがネックになっているという。
国土交通省によると、主要駅を含む各地の駅で26~30年度の5年間、ホームから線路への「転落」は計約1万5千件発生し、うち視覚障害者は約370件。電車との「接触」は転落後とホーム上を合わせて約960件あり、視覚障害者はうち10件だった。
いずれも自殺など故意に線路へ向かったケースは含まず集計しており、酔客が過半数を占める。体調不良や携帯電話使用もあった。(産経)
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