かいふう

近未来への展望や、如何に。

ある日

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日の丸

 日航機123便、墜落事故から、36年。

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  あえて、日の丸載せたは。それが、国民的事故だから、であろうから。

 

33回忌は、仏教的節目だろうから。仏教徒で育った者も含めて。ひとつの踏ん切り。

 

でも、遺族は違う。連綿と、新しく迎えた家族を加えて。彼らを伴って、慰霊登山へと向かう。その場所は、時間が止まっている処。

若く美しいまま、逝った彼ら。

 

老醜を晒さぬ、美徳を。まるで修行ように、登山道を踏み上げ。積年する。

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数年前の、誤解を更に、抹消する為にも。取材記者のインタヴューに答える遺族の方々の発言、に注意喚起する。

あれは、三姉妹でなかったのかも知れない。その若い爽やかな姉妹でさえ。

キャンセル待ちを止めて。新幹線を帰省に選べば、コロナ禍下。ワクチン接種で、

会場に居ただろうに。

タカラジェンヌの後輩らも、機内窓から。決してOGにならぬ先輩を。

今回のオリンピック閉会式に、坂本九さんが「スキヤキ」ソング流れたは。

数日後、これを控えていた為だったのか。

とにかく、思いは尽きない。

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罪無く、咎無く、過失無く。先に召された彼らを、想うは。

老醜を晒すを、暫し忘れさせて。

醜を消す美徳を。自然に還る術を、訓練する過程なのだろうか。

 

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