比較映画学、番外編。ワンカット・ワンシーン
古典映画、VS「救急医療」
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邦画の、名匠溝口健二。「雨月物語」に、ワンカット・ワンシーンの典型的、思う。
それは、その映画の、ハイライトでは無い。
水戸光子が、山中を旅の途中。思いつめた表情で、奥から、手前に足を速める。
撮影所内の、セット撮影。それは直ぐわかった。畦道から、下に降りてなお、手前に進んで来る。
おそらく、カメラをレール上。演技者に合わせて、顔の表情を逃さずに。引くんだ。
溝口監督、そこは戦国が舞台。山野の、女の一人旅。はぐれたのか、男とケンカ別れか、その情念。その意識が流れ、G.グリーンが小説の謳い文句ではないが。
カット割り、が好きな、アクション映画の監督もいるだろうよ。
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最近、そのワンカット・ワンシーン。それを目撃した。
それは、昨今が。「列島、ゲットー」が、既に常態化した。その光景に他ならない。
まるで、映画のような。それを云うは。
救急医療、それだ。
いつも聞く、騒音。それも、音を聞き分けると、頭上を飛来する、単機、もしくは複数が、飛行体。気になって、ガラス戸開けて、見上げると。
マスコミが、ヘリか。自衛隊か、それとも救急か。
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その時、わたしは、路線バスが通う。その通りが、歩道にいた。
耳をつんざく轟音、空を見ると、地域が、緊急救急医療病院に、中型ヘリが屋上に着陸体制。
歩数を加える間も無く。別が、救急音。
眼前が、バス通り、白い車体が坂下へ向かって、走り抜ける。
車体が胴体、「新生児」の印字、見つけた。
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これ、ワンカット・ワンシーンでしょう。