かいふう

近未来への展望や、如何に。

「大浦天主堂」

ここは、日本のカトリック布教史において、また、堂内の建築様式について、重要な観光地点でもある。
かなり勾配のある石段を登らないと、文字通り天主堂まで辿り着かない。後日聴いたコウモリ様式である、堂内細い柱が数多くアーチ形に支えている。壁面装飾は端正で荘厳さもある。ここで、長い空白の期間を経て、隠れ切支丹の末裔が司教と対面を果たした。
カトリック信者の監督なら、単発のTVドラマでも作りたくなるだろう。
この脇を奥山に歩くと旧大司教館がある。
見学を終えて門を出ると、左にすぐ、大浦教会を見る。その前の細い石の路を行くと、グラバー園だったようだ。もう記憶が薄れつつある。その付近で、予めの宿泊で官公庁の保養施設、空きがあったので利用した。
オランダ坂も歩いたが、確かに坂の街ではある。