かいふう

近未来への展望や、如何に。

パレスチナのガザで、壁爆破で住民数万人が流入。

【エルアリシュ(エジプト東部)=福島利之】パレスチナ自治区ガザ南部ラファで23日未明、武装集団がエジプトとの境界に設置された壁を爆破、破壊し、イスラエルによるガザ封鎖で困窮生活を強いられている住民数万人がエジプト側に流入した。

ガザ住民の大半は不足している食料品や燃料などを購入した後、ガザに戻っており、大きな混乱は起きていない。

AP通信によると、少なくとも17回の爆発があり、全長約12キロにわたる金属製の壁のうち、3分の2が破壊された。目撃者の話では、爆発の後、ブルドーザーが壁をなぎ倒したという。複数のパレスチナ武装組織が実行したとみられる。

ロイター通信によると、ガザを実効支配しているイスラム原理主義組織ハマスのサミ・アブズフリ幹部は直接の関与を否定したが、ハマスは「爆破は、ガザのパレスチナ人が置かれている悲惨な状況を反映している」との声明を出した。エジプト治安当局は、不測の事態に備え、境界周辺に部隊を増派した。

イスラエルは、ガザからのロケット弾攻撃への報復措置として、検問所を閉鎖し、物資・燃料の搬入を制限。国際社会の非難などを受けて22日に燃料などの一部供給を再開したが、パレスチナ側は「不十分」と反発、ラファなどでは市民による抗議デモなどが行われていた。(読売)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
聖地周辺の情勢に敏感ならざるを得ないのは、クリスチャンの意識の為せる。