かいふう

近未来への展望や、如何に。

【迷惑メール】という吸血蚊、を斬る。解決編『汝呪われし者よ、変体して吸血蚊』

kaihuuinternet2008-04-18

神州本営、発表。新世紀、20XX年。変体吸血蚊の襲来に際して、防衛の任、防空局地戦闘機震電改」にあり。切迫せる状況の中、原爆病院等を慰問したい気持ちはよくわかる。それをこらえて、過去の呪縛から飛来せし化け物を迎え撃ち、地獄へ葬り去ってやれ。神器冷凍秋刀魚「絵馬緒」丸を手にした者は、「震電改」に搭乗、襲来する、敵でない、変体吸血蚊群、これを撃滅せんとす。諸君の健闘を祈る』『その輩どもは、目が不自由な者たちか。この国の国語を解せぬ者たちか。然らば、何者ぞ。自ら欲して吸血蚊になりし輩ども。もはや元へ戻れぬを。その度ごと、抜くも骨折れる。よって、栄光により建造されし、「震電改」をもて、国難を切り開かんとす。かって深謝されし者たちの遺徳をもって盾とし、平和を脅かす情け無き愚怠者を喝破する。この為すべきこと、御心の内にあらんことを。畏まってもの申す。神州やもりの石松の末裔』

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なぜか、思い出したのが、先の大戦で負傷して帰還、戦後目が不自由な身ながら、後進の為に尺力された方。彼の葬儀に参列しての事である。彼が手引きの講習の講師での会合に、出た経緯があった。他にも、集会所での、点字タイプの講習でもそうであった。これも再掲だが、重複の施設の、例の件、の伴侶の方も同席されてあった。その彼はおそらくクリスチャンだろうと推測するが、その葬儀は、名立たる仏教の寺院である。儀場には、皇室からも花輪が添えられていた。故人の業績が偲ばれる。霊柩車に別れの挨拶をして、乗ってきた車に戻って、キーを差し込むと、ポトンと車体の内側にキーごと本体が落ちてしまった。エンジンが掛けられぬのだから、乗って帰れない。この時、ある疑念が頭をかすめた。誰か会葬者が、故意にそう細工したのでは、という。偶然にしては、とおもった。それほど参列者中、自分でも浮いてる違和感を感じていたのだろう。山門を出て、幹線道路の歩道を、最寄の修理店探しに行った。それが、見つけた修理店が、以前パンク交換で預けた所で、2度目。「然り、然り」で、妙に納得。気が治まった。故障が直るまで附近を散歩すると、慈眼寺という名の寺院も見つけた。慈眼寺は、以降、関東秩父霊場にも、甲府盆地重要文化財にも、その名を訪ねることになる。どれも、仏教寺院である。