かいふう

近未来への展望や、如何に。

 [聖書]と、「劇映画」との、相違点。/そして【被爆】との、相違点。


先週、「ヨハネ福音書」観賞三昧したので。それから、気が付いた事。
どれもが、磔刑上のイエスが最期の言葉。「ファーザー」は、「英語」なんです。作品によって、多国語版もある訳ですが。私は、一番馴染んだ言語としての「英語」版を、選択する要あるは、取った訳でして。
「Jack and Betty」の世代にして、それが当時「義務教育」の年代です。
それが、笞打ち刑と茨の棘との傷口。刑場の丘上までの重い十字架を背負っての登坂の体力消耗。そして両手首の釘刺し宙ぶらの呼吸圧迫、ですから。
極刑の悲惨を、意識朦朧な顔面を、まるで天使のような数十センチの至近から視て。「英語」の「ファーザー」を聴いて。
共感を覚えるか、否か。
それが、答えですよね。
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それが、俯け背中ケロイドと櫛差し抜け毛の頭髪。水分補給もままならぬ熱線の体力消耗。そして両腕皮膚ペロの不可視放射能の呼吸圧迫、ですから。
【非自然】の悲惨を、半ば灰と化した盲目なケロイド顔面を、まるで天使のような数十センチの至近から視て。『非力・無力』を痛感した同朋が。

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「英語」の「ファーザー」を聴いて。共感を覚えるか、否か。
まぁ、「英語」が、【被爆】爆弾を投下した国とは違う、という「母国語」故の救いでしょう。