かいふう

近未来への展望や、如何に。

拉致未解決故、応援の名優死す。

ブルーリボン

津川雅彦さんが逝かれた。熟年になっても、いい仕事を数なされたので、記憶に新しい。大島渚監督「日本の夜と霧」の主演者のひとりとして若い鮮烈な印象があった。いわゆる、京都左派インテリの劇映画で、その中で、台詞をこなした新進スターは、映画会社も必須の要件。京都生まれで、口説かれたのかも。脚本の、ともすれば理屈っぽいシーンでも。映画一家からの血筋が上手い演技で、作品が身が引き締まろう。TVでも、NHK大河等で家康を演じた。
長門裕之は、文部省推薦の「にあんちゃん」、「豚と軍艦」で、すでにタレントを開花させていた。女優沢村貞子は、その辺を察知して。二枚目の弟にハッパ掛けてたようだ。父親の沢村國太郎も知ってる年代故。そんな兄を主演のひとりに迎えて、監督業までこなしたのだから。芸能界での生まれを十分燃焼された。
そして見た、「拉致」のポスター。ボランティアで引き受けたとは、男気がある。複数のそれを見たが。知ってる人は、その理由が解るはずだ。