NHKスペシャル「全貌 二・二六事件~最高機密文書で迫る~」 ~NHKワンセグ
終戦の日、特集番組。これ、凄い!!
昭和の、「大東亜戦争」までの過程。ほぼ解明できた。
この事件での、係わり合いでの、軍部内。その時、職業軍人としての、各自の位置、役割が。事後の人事で、皇道派、と統制派。その確執と流れが、把握できた。憲兵隊もいる。
戒厳令は、どこまでもその国の内政。
それにしても。海軍軍令部。収集察知していながら。故意に、見過ごした。その極秘情報が満載の、赤い記録簿が、解読された訳である。
帝都。皇居、国会議事堂、そして警視庁。全部、陸地だもんな。
艦隊旗艦等、東京湾に入れても。巨砲で、占拠された国会議事堂に照準合わせて、待機。そんな感覚だろうに。海軍陸戦隊いるけど。
「明治」生まれの国体が、第一次世界大戦以降の近代戦。それ以降の急激な展開。それに翻弄されるが、辛うじて持ちこたえて。
「大正」デモクラシイの小休止。
そして迎えた「昭和」。対外建艦競争の、対陸軍への予算の弱小。地方農民の身売りまでする貧困。その窮状を故郷とする兵士たちの鬱憤。「統帥権」干犯への疑念。
『叛乱』が陸軍から出た。それは、理解できるだろう。
来る、8月18日(日)、午前0時35分、再放送。
視聴すべし。