かいふう

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ある時代

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東日本大震災

石巻市で、「内海橋」が完成し、開通。

東日本大震災津波で大きな被害が出た宮城県石巻市で、市街地を流れる旧北上川に架かる新たな橋「内海橋」が完成し、開通を記念する式典が10日、開かれた。震災から9年半を前に交通の利便性は向上。「復興のシンボル」として、水産業や観光業の活性化につながると期待される。

 橋の上を歩きながら周辺の景色を写真撮影していた同市の無職後藤栄一さん(78)は「完成を待っていた。立派な橋で移動が便利になりそう」と話していた。

 震災では、川を遡上した津波により、中州を経由する二つの橋はがれきで埋もれ防護柵や橋桁が壊れた。これまで応急的に復旧した状態での通行が続いていた。(共同)

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日和山という、地元観光名所。そこからの眺望では、眼下に太平洋。河口から、海岸地区。当時被災地域が一望された。事実、その山頂から、襲って来る大津波。見てるだけで、無力感を噛みしめた住民も多数居た。

旧北上川と云うは。1000年の惨禍。何もかも吞み込み、海へ引き摺って行ってしまった。

新装なった「内海橋」。復旧から、復興。そのシンボルが完成は、弾みが付く。

地図に、追波川という表示もある。北上川を川上に上れば。左手に、大川小学校跡地を、見ることになる。しじみ漁は、もう戻ったであろうか。

更に上流を遡れば。東北有数の米処、仙北平野に水田が広がるそのゆったりな空間域。乗車のタクシーの窓からでさえ。沿っての北上。川下へ流れる悠々の水面に動く水紋映える深緑、の光景。しばし、時を忘れ。みちのくの平泉の古都さえ、ここまで来られたのだから。

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