財団サマリー「電波周波数などのような、従来の方法では販売が難しかった財・サービスのための新たなオークション方式をデザインした」ことと、この発見により「世界中の売り手や買い手、納税者に利益をもたらした

時は、インターネット時代

日本で例えれば。NTTから、光ケーブルを借りて、他社が同業参入。競合する故、その電波周波数を割り当て。到来したIT社会を緊密かつ広範、迅速に機能させようとする。

その基板上に。売買可能な、公的共有財産をば。世界的に、流布販売するを、可能為さしめる。それが、受賞理由冒頭の、著名なムンク「叫び」でしょう。不安な時代を、象徴する。

コロナ禍下

絵画の価値は、世界に唯一枚しか存在しない。それ故、古来オークションで手に入れた現物は、そのオーナーの、まあ、故国でしょうな。そこで、有料でも、鑑賞される訳ですから。

私も、過去。その恩恵に預かったものですから。かって、関東は首都圏、超高層ビルの中から、ゴッホ「ひまわり」や、ルオー「郊外のキリスト」を観た。

それら名画を含めて。参加者の購買層、機会を大幅に変えた。移動流通頻度が、格段に向上した。時間の速さに追いついた、比例した。

 本年は、ふたりの米国経済学者。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて。上記の卑近な例、ですが。

M・Mと云えば、誰を連想しますか。そのひとり、地下鉄の換気口上で、めくれる白いドレスの美人女優。その衣装を、オークションで得た後輩の名女優。後年、それを転売して、大金を手にしたそうです。それを、購入の理由は定かではないが。同業で、ある感慨があったのでしょう。しかし、それが、再度オークションで彼女に利益をもたらしたは、維持管理がよかった。価値を十分理解していたからに他ならない。

もうひとり、アトランタの女流作家。沖縄決戦で、首里城から、摩文仁へ転進する直前の牛島満司令官が、「何を読んでるんですか。」と声を掛けた少女が持っていたは、「風と共に去りぬ」。お孫さんの取材で、判明した。

あの噂は、本当だった。

その本だって。オークションの対象になる日が来ても、有り得る。

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~